前回に引き継き、33オーテックバージョンの内装をデッドニングです。

ルーフの作業も終わり、それに付随する全ピラー、リアシート、そして全フロアー。
33のオーテックはご存じのとうり、4ドアですのでクーペに比べて作業範囲が多く、ピラーもAピラー、Bピラーは一体物です。
オーナー様からはピラーに異音が有るとの事で、こちらも対策。

おう4

4枚のドアのデッドニングは地味に大変です。
外板側にも制振材を張りますが、内貼り側にも吸音効果が期待出来る素材をチョイス。
部分部分で経験を元に施工して行きます。
たまに目にする記事で、見よう見まねで、張れば何でも一緒的な物をよく見かけますが、材料の特性を考えればNGな物が多いです。

おう5
そんな作業中に目にした、全オーナーの時の配線。
エンジンECUですが、これでは怖くていつ何時エンジン不具合が出てもおかしくありません。
こちらも当然直していきます。

おう8

一部配線は、配線ぱっちんで素線切れ状態&接続はヨジリです。

おう2

そして、フロアー全体にもハイブリッドな素材を型取りして、綺麗に貼り付けて行きます。
こちらも後のメンテナンス等を考慮して、剥がせる接着剤で施工です。
この作業では、シャーシからのロードノイズを軽減します。

おう3
この後も内容は盛りだくさんですが、その2でした。
まだ続きます!