盗難未遂に遭った32ＧＴＲのキーシリンダーは、綺麗に中を抜かれてご覧のとうり。
キーシリンダーはダイキャスト製が多く、ドリル等で簡単に削り取る事も可能な為、手慣れた犯人が短時間に壊したと思われます。



今回はセキュリティーのイモビは勿論、オリジナル３ポイントイモビライザーも施工されて居た為、結果不動のままこの程度で済みました。
サイレンが鳴っていようともお構いなしで作業したのでしょう。

先ずは特殊ボルトを特殊工具で抜いて行く前準備



ドリルでボルトに穴あけ



特殊工具をたたき込みます。



無事抜けましたので、もう１本も同じく作業します。
そして新品を調達しましたので、取り付けます。



３２用が無い場合、３３用も使えると一部聞きますが、使えませんのでご注意ください。
まったく流用効きません。



無事取り付け完了です。
ＧＴＲの純正部品は大手に買占めに遭い、価格が高騰、それにつられオークション相場も軒並み高値が付いています。
乗り続けるのも、先行き不安材用ですね。
最近異常にＧＴＲの盗難を耳にします。

盗難について今御一度考える時期かもしれません。
昔付けたセキュリティーで本当に大丈夫ですか？

古い車はヘッドライトが恐ろしいくらい。暗いですよね。

最近のLEDヘッドライトを見慣れているせいものあり、ロービームなのにポジションかと思っちゃいます。
その位、暗いです。




３２GTRでは定番のHIDコンバージョン。
ロービームはH1と言う規格のバルブで、最近はLEDバルブも有りますが、バルブ自体が細い為、LEDはお勧めではなく、ここはHIDが無難な選択です。

HIDの施工ではバンパーやホイール、インナーフェンダー等も外さないと、ライトが外れません。



HIDの構成部品はそれなりの大きさも有り、取り付けるスペースを決めるのも一苦労。

インバーターはバンパーの裏のレインホースに取り付け出来る様、ねじ加工します。
裏から手が入らない為、このような工具とカシメるとナットになるリベットを打ちます。


また、この年式はハイビームに切り替えるとロービムが消えてしまいます。
折角明るいHIDもこれでは。。。
そこでハイビーム時もローが消えないよう、同時点灯するリレーハーネスを作成します。
１台１台ワンオフで、その都度作成しています。


厳密に言うと、車検時、この機能が指摘された場合に備えて、ヒューズBOX内に元に戻すアイテムも仕込んでありますので、安心です。


今回はポジションとハイビームのバルブはノーマルのハロゲン球です。
そして最後に定番のライトSWの接触不良も発見したので、こちらは新品の純正部品にて対応致しました。
ライトは非常に重要なファクターです！
是非ご依頼ください。

現在、セキュリティーのご依頼で入庫中の１コマ。



施工中にヘッドライトスイッチの不具合が見つかり、オーナー様に連絡させて頂いた所、補修作業の追加のご依頼でした。




３２GTRでは良く見る、光景です。
設計上の問題と思いますが、ライトSWに過負荷が掛かる為、発熱でカプラーが溶解してしまい、端子も焦げてしまいます。
症状的には、片方だけ点灯しないなど。　

また、ライトSW自体も中身に問題ありですが、今回はカプラーのみの修理です。




純正の補修用カプラーで直していきます。

全ての配線を接続換えして、無事修理完了です。
補修用カプラーは後数台分の確保が御座いますので、お困りの方は対応させて頂きます。